☆一緒に暮らしたワンコ達

チロ      

初代ジョン

二代目ジョン

武(タケル)

物心ついた頃、チロという犬がいた。茶色の大きなメス犬だった。彼女のぬくもりだけを覚えている。

父が拾ってきた。真っ白でやんちゃな子、いつも噛まれていた印象だが、思えばまだ幼かったのだ。
ある夜急に暴れ出し、水をかけられたみたいにぐっしょりだった。家に入れて拭いてやろうとしたがおびえきっていて、逃げ回っていた。
翌朝、どうやって出たのか、庭て死んでいた。一体何の病気だったのだろうか?今なら直してやれただろうに・・・。

この子も父が拾ってきた。 私とは大の仲良しだった。引っ越したあと、急にいなくなった。探していたら、一週間後のある朝、
家の前で死んでいた。 ちゃんと帰ってきたんだよね。.家族にさよならするためにね。ジョン・・・。

マギー

大学生だった私が夏休みに帰省すると家に赤ちゃんシャパードがいた。ひと夏一緒に過ごしたが、休みが終わり、私が大学
に戻ると、両親は育てきれずに人に託した。彼女の名前をマリーと思っていたようで、ある日下宿先に電話があった。
新しい飼い主がいくら呼んでも来ないらしい。そりゃそうよ「彼女の名前はマギー!」遠くからマギーの幸せを祈った。

立ち寄ったパン屋の軒先で、捨てられていたタケルと会った。ひとめ見た瞬間、いい子だと思った。絶対に飼いたいと思い連れ帰った。
そのとおり、申し分のない本当にいい子だったが、6才の時、両親のお供をして出かけた先で突然死んだ。殺そ剤を口にしたのか・・・
あまりにあっけない別れだった。タケルの写真はリビングに飾っています。健太と北斗を見守っていてね。健太も北斗もいい子です。

★かわいそうなワンコ達

○ごめんね。どうしても名前が思い出せない。子供がまだ1才にもならない頃、知り合いがくれたたセッターの子犬。
 今思うと、車庫の中に作った犬小屋でいつもクンクンと泣いていたが、子育てと仕事をしていた私は、あまりかまってやれなかった。
 母が子犬が泣くままに食事を与えていたことに気づかず、ある日仕事から帰るとパンパンのおなかをして、その子は死んでいた。
 「先天的な病気で、死ぬことはよくあることだから気にしなくていい」と知り合いはなぐさめてくれたが、殺したのは私たちだと思っている。

○モモコはタケルと一緒に捨てられていた。タケルだけを連れて帰ろうとした私に、タケルが、この子もと言うように、モモコを連れてきた。
 「両親もいるから手伝ってくれるか」と思った私が甘かった。タケルと同じように育てたつもりが、脱走はする、他人の田圃に入って迷惑
 をかける、夜泣きがひどい・・・。毎日毎日、母から「何とかしなさい」と言われる。そんなある日、ひどい悲鳴に駆けつけると、綱をしたまま
 塀を越えたモモコが首吊り状態に・・・。あわてて元に戻すとまた悲鳴・・・。モモコはあらゆる工夫をものともせず、何度も繰り返す。
 「この子は囲いの中にいることや繋がれていることには耐えられない子なんだ。」そう思った私は田舎へ連れて行った。
 翌日、思い直して迎えに行ったが、モモコはすでに姿を隠していた。その後何度も探しに行ったが、結局モモコは見つからなかった。

天国の少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあるそうです。
そこでは飼い主に先立った動物たちが愛する人が来るのを待ってくれているそうです。
みんな待ってくれているのかな。チロはおばあちゃんと、初代ジョンと二代目ジョンは亡くなった父と一緒に「虹の橋」をわたり天国へ行ったの
だろうか。タケルはどうしてる?ママはまだ行けないの。健太や北斗がいるからね。それから
かわいそうなワンコ達、あなた達をを愛していなか
ったのじゃないの。もっと手をかけてあげればと後悔しています。だから待っててね。

思えば昔は気楽に犬を飼っていました。狂犬病の注射をさせるだけで、ヒトの薬を加減して飲ませたりしていた。
ワンコはのんびり家の周りで過ごしていて、家族が買い物に行くときはお供をし、子供達の遊びについて行ったり
していた
今はこんなに車がいっぱいで、とても昔のようには戻れない。 だけど、できる限りゆったりとおおらか
にワンコと暮らしたと思っています。

memory